you me

Toshifumi Tafuku





「例えばハンス・ハーケのように国や大企業を批判する写真を撮っている作家がいる。ナイロビで黄金のメルセデスベンツの後ろに難民がいる写真を撮っている。それをドイツで展覧すると社会批判になる訳。
コングロマリットに対する批判を・・それをやり続けると、企業が逆に自分の企業に取り組む事で社会的に作家を擁護し始める。作家に資金を与える事で作家が作品を何億円で売る事も起こる訳です。
写真が美学から社会評論という機能になってきて今までの枠を越えている。日本人は公立学校を出ると美学が強すぎるから中々解らないのだけれど、そのうち気がつくと思いますよ。そうすると社会批評を始めた
作家に外国からの引き合いがくると思う。まだ少ないけれど・・・ね。そういう時代になってくる。だからこれから面白い作家が出てきますよ。
アートがフルメディアになって表現形式も無限だしどんどん伸びるから、これから面白いと思いますね。でも、経済的なものとの結びつきは具体的な自分の仕事でしか解らないけれど、作家の無から有を生み出す
力には経済的なものは必要です。社会主義でいい作家はでてこないし共産主義ではプロパガンダしか出てこないでしょ。経済的な事は、それが見え見えな露骨なものがあると美術の悪い部分がクローズアップして
しまう。マフィア的な面がね。そうなると汚らしい面が見えてきて・・・、大きなアートフェアーなんかは一部の人が牛耳っているからね」
石原悦郎インタビューより

http://www.gaden.jp/info/2001a/011121/1121.htm



●スコア
というエドワード・ノートンが出てる映画を今さら見た。デニーロもマーロン・ブランドも出てる。面白さはまあまあ。でもエドワード・ノートンが良い味出してる。僕は彼の演技が何か好きだ。
とりあえずまだ見たことがないエドワード・ノートンが出てる映画を全部見ようと思った。