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Toshifumi Tafuku




















志染川流域南西に位置する印南野(現在の稲美町)は水利が悪く、開発が遅れていた。
このため明治に入ると、淡河川から取水して志染川を石橋で越え、印南野に疎水を渡す
計画が立てられた。これが淡河川疎水で、イギリス陸軍少将ヘンリー・パーマーの設計
のもと3年かけて1891年(明治24年)に竣工した。特徴的なのは、御坂地区での志染川
渡河部が、日本では初めてのサイフォン(噴水管)橋となっていることである。疎水は
志染川を渡ってから、数々の暗渠を経て稲美町に至る。

この疎水は琵琶湖疎水、安積疎水と並ぶ日本三大疎水に数えられるが、三疎水の中で唯一、
国家事業としてではなく住民の発願によって地元負担で起工された(のちに県事業へ移行)。
全長26.5kmにサイフォン橋と28箇所の暗渠を持つ大工事から百年以上経過したが、現在でも
疎水は機能しており、石橋はその形状から「眼鏡橋」として親しまれている。」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%97%E6%9F%93%E5%B7%9D

この日アップした土管みたいなパイプの写真がこれだ。詳しくは知らないけどサイフォンという
自然の摂理を利用した技術で坂の下から上の方に水を送っていて、目の当たりにすると何かすごく
不思議な感じがした。と同時に何故か強く心を惹かれた。水道とか下水とか疎水とかダムとか良く
考えたらすごいというか何故かなんともなしに心惹かれる。